
「あーーーーー!!!PC作業で肩が凝って仕方ない!!!!」
という人も多いのではないでしょうか。僕もその一人です。
肩こりだけでなく、疲れやすい、よく眠れないなどの生活の悩みって、間違いなく日々の生活を少しだけ不幸にしていると僕は思います。
そんな中、知人の治療家さんが最近はじめた「Re:make」という施術をモニターとして受けることに。
Re:makeとは東洋医学や西洋医学というくくりではなく、解剖学的な視点や東洋医学・エネルギー的な視点も入っている、体に働きかける施術のことだそうです。
その施術を受けたところ、悩まされていた肩こりが見事になくなりました…!さらにこのRe:makeは、「体の使い方を覚えれば1回施術を受けるだけでOK」というすごいものなのです!
今回はそのRe:makeの体験レビューです!
人の姿勢は筋肉を覆うコラーゲンの膜の状態で決まる!?
今回施術をしてくれたのは治療家のDさん(本人の意向により、名前は記事中では公表しません)。
とりあえず深呼吸をしてみて、と言われて深呼吸。次に左手を上に上げて、右手、両手と上げます。

Dさん:うん、やりがいがあるね。体のくせがいくつかある。
と、たった数秒で僕の体のくせを見抜いてしまったDさん。恐るべし…!
Dさん:肺って内臓であって筋肉ではないから、自力で伸び縮みすることはできないんだよね。
肺は肋骨の内側にべったりくっついていて、肋骨が広がれば肺は勝手に広がるんだよ。
逆に肋骨が閉じれば肺も縮む。
ーーへえ…
Dさん:竜也くんの場合、肋骨を広げるということが脳からどっかいってるみたい。
肋骨を閉じたまま、上に引っ張ることによって肺を広げようとしてるんだ。
だから竜也くんは深呼吸するときに首に筋肉の筋が見えてるんだよね。
ーー!?そうなのか…確かに肋骨を広げるという発想はなかった。。
Dさん:これが肋骨を広げて呼吸することを覚えたら、だいぶ呼吸は楽になるよ。
他の人が竜也くんと同じだけの呼吸をしたら苦しいと感じると思う。笑
これまでたくさん息を吸えていたと思っていたのは実は吸えてなかったみたいです・・・この事実に衝撃。
じゃあ施術をしていくよ、と言われ仰向けに。
(施術は今年1月にオープンした名古屋大須のコワーキングスペース「minna no kaisha」内にある治療スペース「99+2」にて)
Dさん:竜也くん、人間の姿勢ってどうやって決まるかわかる?
ーーえっ…その人が一番楽な姿勢ですかね?
Dさん:人間の姿勢は骨のゆがんでいる状態によって決まっているんだ。
そして骨がゆがむのは筋肉が左右のどちらかにひっぱるからで、その筋肉のひっぱり具合は筋肉を覆うコラーゲンの膜の状態で決まる。では、コラーゲンの膜の状態はどうやって決まるかわかる?
ーーえー!普段の食生活ですか?
Dさん:実は、膜の状態は普段の体の使い方で決まるんだ。今日は膜の形を変えるのと、体の使い方を変えていく治療をしていくよ。
ーーつまり、体の使い方が良ければ姿勢もよくなるということですね…!知らなかった…!
Dさん:そう。膜の状態と体の使い方が変わらないと、治療をしても元に戻ってしまうんだ。
普通の整体や姿勢教室は筋肉を鍛えたり骨をバキバキやっているんだけど、また不具合が出てしまうのってそういうことなんだよね。
ーーへぇぇ…!
そう言って、右の肩周りをマッサージするようにほぐし始めたDさん。
Dさん:胸郭が20代とは思えないほど固まってるね。今やってるのはマッサージではなく、体の形を変えているんだ。
筋肉の膜には感覚を感じるセンサーがなくて、いま何をされてるのか正直わからないと思うけど、終わったあとにわかるよ。わかりやすいようにまずは右だけやるね。
ーーそんなに固まってるんですか…!終わったあとが楽しみだ!
そして右側だけ一通り終わり、Dさんの指示で右腕を上に伸ばした時と右腕を伸ばした時の違いを比べてみました。

ーーあれ…左腕を上げると肩周りがカクカクしてたのに、右腕はめっちゃスムーズに上がる!!
Dさん:実はこれが普通の状態なんだよ笑
筋肉のマッサージや整体はこのあとにやると効果的なんだよね。
Re:makeは「体に新しい感覚を染み込ませる」から受けたら忘れられない
次は左の肩周りの施術に移ることに。
ーー今回はモニターとして声をかけてもらったんですが、どういった目的があったんですか?
Dさん:今回の目的は、世の中の体に対する価値観の常識を変えていきたいと思っていて。
例えばライザップは姿勢教室のようなものだと思っている人が多いんだけど、「いい体は筋肉があって背筋がシャキンと伸びているのがいい」というのはアメリカ的な価値観がベースになっているんだよね。
でも日本人の体はそんなんじゃないんだ。
せっかく筋肉を鍛えても、鍛えなくなったら落ちてしまって、筋肉で問題を解決しようとするとまた問題が再発してしまうよね。
ーー確かに筋トレを習慣化しないといけないですもんね…
Dさん:いまやっていることは自転車に乗る感覚と似ていると思ってるんだ。
自転車は最初は乗れそうにないけどだんだん乗れるようになるじゃん?
自転車乗るときは右足に何キロ体重かけて、左腕の角度を何度にしてとか考えず、なんとなくで乗れてると思うんだけど。
ーー確かに最初は何回も転んだけど、今ではすんなり乗れますもんね!体に覚えさせるってことですね。
Dさん:そう!そして自転車に一回乗れると乗れなくなるのは無理じゃん?
多分3年くらい乗ってなくても乗れると思うんだけど、それは体が覚えているってことだよね。おそらく歳を取っても乗れると思う。笑
これを医療でやりたいんだ。この施術は体に新しい感覚を染み込ませているから、時間が経っても忘れることがない。
ーーそれが実現できたら体の悩みが無くなる…すごい!でも、この治療は体に覚えさせるために何回も通わなくてもいけないんじゃないですか?
Dさん:基本的には教えた体の使い方をやっていれば一回やればOK!
3年前に数回集中治療した患者さんを先日見直したんだけど、染み込ませた感覚は全然忘れてなかったんだ。
ーー1回でいいのは凄すぎる!
体の使い方で集中力を保つことができる
話をしているうちに、左側も終了。

ーーおー!!肩が軽い!肩こりがなくなってる!!
Dさん:でしょ(笑)いまの状態は体は変わったけど、体の使い方は変わってないから、今日から気をつけてほしいことを3つ言います。
1つめ、深呼吸は上に行くんじゃなくて、胸全体に入ってる肺を360度膨らませるイメージ、みぞおちの上が膨らむような感じでする。
ーー肋骨を開くイメージですね。
Dさん:そう。そして2つめなんだけど、背骨の長さってどこからどこまでかわかるかな?
ーー背骨…首のつけ根から腰骨までですか?
Dさん:残念!実は後頭部の凹んでいる場所のすぐ下が背骨の一番上で、一番下は尾てい骨までが背骨なんだ。

ーー思ったより長いんですね!!!
Dさん:そう。背骨の長さのイメージと実際の長さにかなりの違いがあって、筋肉はイメージした長さの通りに動くんだ。
だからたまにでいいから、背骨の長さを感じて欲しいのが2つめ。これはたまに感じるだけでOK。細かいコントロールができなくても、「長い」と認識するだけで勝手に背骨の周りにある筋肉が長いと思ったときの振る舞いを始めるんだ。
ーーへぇぇ…知らないことばかりだ。。
Dさん:最後に3つめ。手を使うときに、必ず外側から置くこと。竜也くんは脇を締める癖があって、どうしても顔が前に出てしまうんだ。
ーー確かにパソコン触ってても知らず知らずのうちに顔が前に出ちゃってます。。
Dさん:実は人の体って小指から手を置くと絶対に脇が締まらないようになっているんだ。慣れてきたら真ん中より外に手を置くようにすればOK。 これはドアノブを握るときや、重いものを持つときにも意識してほしい。
ーー確かに締まらない…!
Dさん:人間が作業するときの集中力は脳の能力ではなくて、その人の体の使い方で一番負荷がかかる筋肉の持久力が切れると集中力が切れてしまうんだ。脇を締める人は肩の筋肉の持久力が切れると集中力が切れてしまう。
ーーえー!!そうなんですか!集中力を上げるために、ろうそくの炎を見つめるトレーニングとかやってました笑
Dさん:また、手を外から出すと姿勢が悪くなると気づくことができる。姿勢が悪くなってきたら立ち上がったりしてリセットして、また始めればOK。
ーーやってみます!体の使い方で集中力があがるのは知らなかった!
実際に施術後に外側から手を置くことを意識したら、ほんとうに脇が締まらなくて集中して作業することができました!(眠たいときとかはどうしようもないですが。。)
おそらく僕と同じようにパソコンを使って仕事をする人は肩が凝ってしまう人が多いと思うので、ぜひ試していただきたいです。
ライティングの仕事をするようになってから、「健康」であることは仕事の効率を上げる最強の方法だと思っています。
その上でDさんの提唱する「Re:make」は、健康な体に近づくための施術だと身をもって体感しました!
こちらから詳細が見れるみたいなので、ぜひ一度チェックしてみてください!
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