
僕の周りの面白い生き方をしている人、目標に向かっている人を書いた
「Draw Dreams」。
19人目は、銀行員を辞めてフラッシュモブ演出会社「QP」、結婚相談所「マリミー」を立ち上げた重永響太(通称:虎シげ)です!
重永さんの会社は、あのMステにも取り上げられたそうです…!

宅建や、FPより難しい資格の「AFP」の資格も取得して銀行員を辞めてフリーランスになった理由とは。
20歳まではクソ人間だった
小学校、中学とバスケをしていたが、走るのが嫌いだった。
高校では部活には入らないと決めていたが、
友人からダンスに誘われ、始めることに。
見事にハマり、ダンスで食っていけると思っていなかったが、趣味で続けていこうと思った。

クソ時代の写真。
こんな銀行員嫌だわ
文理選択では、当時の友人がみな理系を選択したことや、自身も数学が学年一位の成績だったこともあり、理系を選択。
理系の大学に進学し、スマホのアプリ開発などをしていたが、プログラミングに面白みを感じられず、
自分はSEにはなれないと感じていた。
そんな中、大きな転機が訪れる。
ずっと元気だった祖母が、癌で余命半年を宣告された。
自転車で何キロも走ってしまうような人だったから、本当に衝撃を受けた。
これまで真面目にやってこなかった自分を省みて、
お金を扱う銀行の仕事なら今後にも役に立つと思い宅建の猛勉強を開始。
余命宣告を受けたのは4月で、そこからちょうど半年後に宅建の試験があった。
試験が終わる15時まで待ってて、と祖母に伝え試験へ。
それまで見守っていてくれたのか、試験終了後の15時4分に祖母は息を引き取ったそう。
試験は無事に合格。
銀行員をやめ、フラッシュモブ団体を立ち上げる
その後は銀行に就職。
就職してからも金庫内の資料を読み漁り、支店長よりも詳しくなるほどになった。
成績はかなり優秀だったが、いくら頑張っても成績が悪い人と同じ給料であることや、
足を引っ張られることに嫌気が差してくるように。
そんな中、友人からの依頼で結婚式の余興でフラッシュモブをすることに。
これが多いに盛り上がる。
そこから知人の紹介で関西のフラッシュモブの会社にパフォーマーとして活動することになる。
さらに中部地区の代表を任されることになったが、
その会社を含めてフラッシュモブの料金は高いと感じ、
自分ならもっと安くできるできるし、もっと安く提供したいと思うように。
そこでフラッシュモブを仕事にしようと思うようになった。
当時はフラッシュモブのブームが来ていたためそのタイミングで始めたかったが、
銀行員の仕事は3年続けると決めていたため、3年が経過したタイミングで退職。
フラッシュモブ演出会社「QP」を立ち上げた。
ところで、フラッシュモブって実際儲かるの?
正直、あまり儲からない。(笑)
式場の人にも今は流行ってないって言われて悔しくなる時もある。
でも盛り上がるし、驚きを与えられて、喜んでくれる人も多くて。
だから儲からなくても辞めるつもりはないし、続けていくつもり!
サプライズ感もそうなんだけど、その人を喜ばせたくて、一生懸命踊りの練習をするのがいいよね。
使った時間から相手への愛が感じられる。
当日までのプロセスも大事にして欲しいから、練習中の映像も絶対に渡してる。
今回のインタビューの中で、「幸せの捉え方」について重永さんが印象的な話をしていたので、そちらも紹介します。
例えば、納豆ご飯について。(笑)
納豆って初めて食べる前って臭いって思うけど、実際食べると美味くて。
でも食べ続けてると飽きてしまう。
人ってどんなことでも本当は幸せを感じられるはずなんだけど、ついそれを忘れてしまいがちになるよね。
だから今ある幸せに感謝するのが大切だと思ってる!
そんな重永さんの今後の目標は、
FPの最高峰の資格「CFP」の取得(前回の試験では6教科中4教科合格するも不合格)。
そして、ダンサーの雇用を増やすこと。
なかなかダンスで食っていくことができない人が、ダンスで活躍できる場を作りたい、
とのことです。
コメントを残す